鎌倉の夏 2009.09.21    じじばばと釜飯と浄妙寺

最近親父が「長いこと行ってないけど、鎌倉は良いところだ」としきりに言うので、連れていくことにしました。本当は3年前の紫陽花のときにも、紅葉のときにも来てるんですがね。もう歳なんで忘れてます。

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鎌倉駅からタクシーに乗ったら、あっ有風亭のおっちゃんだ。鎌倉では老舗です。


行った先は釜飯屋さんの多可邑(たかむら)。じじばばに妹夫婦に私の5人なんで、釜飯の他にヒレカツにエビの唐揚げに、ひとりのときには頼めないんでね。私の誕生日祝いのとき以来です。

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みんな大満足。私は胸をそらして「ダッハッハ、どんなもんじゃい!」で御座いますよ。
自分が作ったんでもないのに。(笑)


満腹になったんで、ちょっとお茶しましょ♪ と浄妙寺へ。あれ、グリーンベレーの海兵隊にブラックベレーのレンジャー部隊が! 違うって、(。_・☆\ ベキバキ

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ところが、左側の扉に吸い込まれて出てこない。


あっ、あれか! と入ってみたら、やっぱり・・・。受付猫くん人気もの。

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でも俺たち、去年もっとイイ写真撮ったもんね。


本堂にお参りをして、向かった先は・・・、曼珠沙華!

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・・・はその途中。


真の目的地はこちらで御座います。
戦前は貴族院議員さんの邸宅だったとか。お寺の境内なんですけどね、変なの。

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うわっ、沢山待ってる。フキフキ ""A^^;


係の人に聞いてみたら、1時間ぐらいかかるかもしれないと。まあここはお庭の最高で、サラリーマンのお昼食みたいに、さっさと掻っ込んで席を立つなんてことは絶対に無いと断言してよろしい。

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・・・あんだけ並んでりゃ1時間はあり得る。


諦めてふと見ると、お袋は売店の方でなんかを買っていました。
てっきり石窯で焼いたパンを買ったのかと思ったら・・・

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綺麗な包み紙の砂糖を買ったんだって。何でパンも買わないの! 美味しいのに。


帰りに散策路に回ったら・・・、えっ、これ、萩だよねぇ。紫の萩なんて初めて見た。

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境内で向かった先はこちら。おっ、夏も終わりというか、もはや秋の風情ですねぇ。

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お茶室の喜泉庵。
天正年間(1573年〜1592年)に建てられていたものを、平成3年に復元したものだそうです。

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良いでしょ。浄妙寺にはお茶しに来たんですからこれは正解なのです。

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洋風お茶が和風お茶に180度転換しましたが。


私が鎌倉でよくお抹茶を頂くのは、ここ喜泉庵と、東慶寺の立礼(りゅうれい)のお茶席です。
でも東慶寺は梅の時期と紫陽花の時期だけ。こちらは1年中。

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まあ。お茶室と言っても、書院造りに近い感じですけどね。お庭は最高。


そして廊下の端には水琴窟が。この竹を通してその音を聴きます。

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お茶を一服頂いて。外に出ようとすると・・・。おっ、まだこんなの作れるんですね。

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えっ、解らない? ではこちらをどうぞ。凄いでしょ、この編み方。


そして総門へ向かうと・・・

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途中にお茶の花が。結構好きなんですよ。お茶の花。

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家にも植えて、手揉みのお茶でも作ろうかしら、なんちゃって。


あれ? さっきの受付猫。お前すごいとこに寝てるなぁ、と言ったら・・・

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うるせぇなぁ、俺はここの住人だい。てな顔をして睨まれました。フキフキ ""A^^;


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