2023.02.12   鉄鍋ガーデン・運搬用一輪車導入    

ロイター配信

 骨董自転車界における鎌倉の領主・賄い侯爵は、「本所」鎌倉の迎賓館・石窯ガーデンテラスのブランチとして、昨年より「旅所」の別邸にも鉄鍋ガーデンテラスを開設しておりましたが、その菜園の戦力増強の爲、運搬用一輪車を導入することを本日記者発表致しました。

しかしてその実態は!多羅尾伴内風に)

アスパラガスの鉢植えで車庫跡地に居たら配送業者が車から大きな箱を取り出すではないですか。「時効警察」の様に大きな箱の中身は小さな箱だったけど。
もしやあれはと思ったら当たりでした。明後日のはずだった私宛の荷物。中身はこれです。

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なんとか仮組みしましたが、取説も組み立て方法の説明書無し、
というのはユーザコメントで知っていましたが、それだけじゃなく、製造精度は最低! 私はあの赤いパイプの先端の潰した処の曲がり角を曲げ変えてやっと仮組みしました。(`ヘ´) プンプン。

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これ、実は子供用なんですよ。サイズ的に使い物になるのかどうか不明なまま買ったんです。
使い物にならなかったら業務用の一輪車(通称ネコ)を買おうと。
でもね〜、この歳でホンマもんはねぇ〜。昔は日雇い土方の下働きでホンマもんのネコを操っていたことも有ったんだけど、今は何十キロを何度も運ぶ気はないので子供用。
問題はサイズ的に使い物になるのかどうか。 

仮組みだけど使えはするので試しに10号鉢の移動を。 前屈みにはなるけど運べた。

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次ぎにあのデッカイ10ガロンポットの移動は?

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ちゃんと苦も無く移動できました。 

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こういう用途に使っていたのはあの黒いキャリーカートだったんですが、
車輪が小さく、段差や地面石などに苦労してたんです。勿論無いよりはずっと楽でしたが。 

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最後に庭の石やブロックの破片の運搬も試してみましょう。

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タイヤ直径が15cmあるので10センチの段差も逆に向けて引っ張ればちゃんと超えられました。それに空で運ぶときには軽いので片手で持ち上げて運べる。業務用の本物では出来ない芸当。

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一輪車なので橋の巾が板一枚でも通れた。 二輪のあの黒いキャリーカーだと橋や通路の巾を50cmぐらい必要なんですよ。但し、土嚢袋を何度も運んでいたら一回脱輪。脱輪防止のガイドは必要ですね。こんな感じの。巾が6センチ増えれば歩きやすくなるし。
この橋桁も最後には作り直します。

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製造加工精度の劣悪さにはむかっ腹が立ちますが、塗装も悪くなく色も綺麗、というか可愛い♪
これなら車庫に立てかけておいても ギョッ!とされることは無いでしょう。
あら、あの人、お孫さんなんて居たかしら?」とは思われるかもしれないけど。(笑)
それに庭の片隅に置いといても小さいしカワイイ♪ 結構当たりだったかも。

パイプの曲げの加工精度の劣悪さを克服して本組みにしなきゃなんないんだけど、
もう一つ、持ち手の低さをなんとかせねば。こちらは製品の出来ではなくて、私が子供用を買ったからなんですが。でもこの対策を考えるのはむしろ楽しみ♪